17.10.07 - 26

アウトレイジ最終章、観た。

ピエール瀧が準主役級で大満足。最初から最後の最期まで完璧だった。ヤクザ映画で殺されて劇場内に笑いが起こった。

「え、ピエール瀧生存で終わるの?元凶なのに?ダメじゃない?」からの「ですよねぇーーーwww」な最期だった。

冒頭、ピエール瀧が200万払わなかったことでもめ事が大きくなっていき、瀧に要求される金額が200万→3000万→2億→4億と雪だるまになる流れ、最高にギャグ。



全体に、相変わらず会話の随所が頭悪くて最高である。

個人的に一番笑ったのは大杉蓮の「防弾じゃねぇのかこの車!!」だった。あれ完全にコントの絵だよw

西野の上に就いた花菱会の新会長が「元証券マンの娘婿」っていう設定だけで既にメッチャ笑ったし、そこからのコレだからな。本人は全力で凄んでるんだけど、周りは全員舐めてんのな。

しかし、終わってみれば西野一人勝ちかコレ。

松重豊が飲み屋で辞表叩き付けて、一人で飲み屋街を去るシーン、「コレが本当の孤独のグルメじゃあ!!」感があってとても良かった。



アウトレイジのレビューで酷評している人は総じて「ヤクザ映画として暴力と迫力が足りない」という理由なので、そもそもこの映画に求めているものが間違っているとしか思えない。

今回のアウトレイジ最終章に備えてGWにアウトレイジの過去作2本見たときも同じことを思ったけれど、アウトレイジが描いているのは一貫して「ヤクザのどうしようもなさ(体育会系的な頭の悪さと、それに起因する短絡性と暴力性)」であって、「ヤクザの迫力」というのは本筋じゃなくて副産物だと思うんだよ。で、それを北野武というかビートたけし的なコントの見せ方を混ぜて娯楽作品に仕上げている。そういう意味で、今作も実にアウトレイジだったと思う。




どういう話かと思ったら、アレか、美味しんぼ初期の日本酒回でワイン好きの小泉局長が「日本酒はどんなに辛口でも甘口のワインより甘い」と言ってたみたいな意味での「辛口ください」か。

米焼酎出しとけば良いんじゃね?感あるが、そういう人は多分「糖類・酸味料・化学調味料が入ってない酒」ぐらいの意味で言ってるから地酒なら何でも良いと思う。

あと、そもそも大手日本酒メーカーが単に「他より美味い酒」みたいな意味で「辛口」を宣伝文句にしてきたのが悪い。

白ワインは甘口と辛口であからさまに甘さが増減するから解るんだけど、日本酒だと「甘さがあるけどピリッと来て後味はすっきり」みたいなのも多いから、そもそも甘い辛いで表現するのに向かないと思う。

赤ワインが甘口辛口じゃなくてフルボディ・ライトボディで表現するのと同じで、日本酒も「熟酒、醇酒、薫酒、爽酒」の言い方が早く広まると良い。



(自分のブログに残ってる酒の感想とか眺めて)オレなんかは日本酒を飲んで甘みを感じたら「これは甘口だ」と思う(生原酒なんかは大抵甘い)のだけど、世の中的には「ピリッとした感じがあれば辛口」ということになるらしいので、「甘みがありつつピリッとする」は辛口らしいんだな。

逆に、ピリッとした感じがなくても甘みが無いと「味が薄い=辛口」とオレは判断するわけで、そういう意味でも、やっぱり日本酒の甘口・辛口の軸での評価はあまり意味が無いと思う。甘さの感じ方には酸味とのバランスもあるしな。



2017.10.22 衆議院議員総選挙

「希望の党へ政権交代で小池総理誕生」とは何だったのか。

まぁ、穏当な結果になりそうで何よりですけど、改めて「一歩間違えば自民党が下野してデフレ円高推進に戻ってオレらが経済的に殺される政治は隣り合わせである」ということは再確認したいとこですね。

今回、希望の党が引っ掻き回さなかったらあり得た事です。

全体としては、選挙始まる前からの想定通りに「小池新党が暴走して野党共闘をかき回した結果自民が漁夫の利」という展開そのままだったので、特に驚くこともなく、安堵するだけ。

自民一強云々以前に、とりあえず野党が「緊縮増税でお前ら庶民を殺すのは止めます」と言ってくれんと話になりません。

とりあえずまぁ、今日明日に日本が終わることは無くなったようなので、また明日から仕事頑張らないとな。



本当に今回の選挙のターニングポイントは「希望の党の『排除』宣言」に尽きると思う。あそこで全て希望が民進党左派を飲み込んでいたら、政権交代までありえた。

希望の党が負けるのは予想通りだったけれど、予想よりもっと自爆要素強かったな。さすがに排除とか言い出すとは思わなかった。全部飲み込んで台風の目になるものと思ってた。逆に言うと、排除からの立民党立ち上げで、もうこれは自民安泰だと思った。



共産の議席が大幅に食われてる結果だけ見ると、結局のところ前原氏の「野党共闘に対する危機感と、それへの対処」としての民主党ガラポンは正しかったことになるのよねぇ。

前原氏が何もしないで野党共闘で選挙に望んでいたら、多分野党全体としては伸びたかも知れんけど民主党の議席はさらに共産党に食われていたのは間違いないだろうし。

しかし、前原氏のガラポン仕掛けと枝野氏の選挙での活躍見るに、つくづく「何で民進党の方々は代表選で枝野氏を選ばなかったの?」としか思えん。



立民が今回の選挙でSNSの使い方が上手かったのは解るけど、それで今後の選挙の舞台がSNSに移行すると今まで以上に罵詈雑言が飛び交う選挙になる(相手陣営のアピールを潰すため)のが容易に想像できて、既にうんざりする。



18・19歳、自民に4割傾く 立憲民主は高齢層支持多
こういうの、「高齢者が正しい判断が出来てない」とかではなくて、「核家族化が進行した結果、高齢者層と若年層で利害関係が対立するようになった」だと思うんだよね。

年金で暮らしていればそりゃ円高デフレの方がいいに決まってるし、子供や孫は居ないか居ても別世帯なわけでしょう。そりゃ雇用状況なんかどうでも良いよね。アベノミクスは正しく動作すればするほど敵でしかない。

三世帯同居がデフォルトの世の中だったら高齢者層が目の前で就職難に苦しむ子や孫を見て過ごすわけだし、それが世帯収入に反映されるわけだから、「アベノミクスは敵」とか「経済よりも護憲」みたいなことにはならんと思うのだけど。

で、関係無さそうで関係ある話として、小泉進次郎氏が財政規律を主張しているのも、そういう図式を理解した上で「消極的自民党支持の高齢者の受け皿」であろうとしている結果なのではないのかなぁと推測する次第。

自民党が党を上げて「金融と財政に全力出す、借金は知らん」という主張し始めたら、恐怖を感じる人は相当居ると思うんだ。


2017年11月04日 Twitterまとめ(映画含) トラックバック:0 コメント:0

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